2021.01.12

『艱難辛苦汝を玉にす』

 

先代の主人が亡くなりもうじき1年がたとうとしています。一昨年4ヶ月の闘病後奇跡的に回復しこれからゆっくり自宅で療養しようとした矢先の突然の別れでした。

喜びのあと奈落に突き落とされたような、「もうこの世の何処にもあの人はいないんだ」という深い喪失感。あの時の悲しみがなくなった訳ではありませんが、今こうしてここまでこれたのは、主人が残してくれたこのお店と多くの人たちの支えがあったからだと思っています。

艱難辛苦汝を玉にすという格言がありますが、困難に出逢い苦しみ悩むことであり、人は苦労や困難を乗り越えてこそ立派な人間になれる。という意味です。今、世の中も先の見えないコロナ禍で平穏な日常を奪われてしまいましたが、この運命にあらがえないなら、それを受け入れて立ち向かって行く勇気と心の強さを育てて行きたいと思います。

そしてこの一年私たち家族を優しく見守ってくださったすべての皆さんに感謝です!

今週も明るく元気に。さあ行きましょうか!